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Our Research

​人類の食糧問題を解決する

「養殖漁業」は
人類の持続可能なタンパク源となる

今、この瞬間にも世界人口は増え続けており、2050年には100億人を突破する見通しが立っています。一方で、地球上の30%を占める陸地のうち農地・放牧地は約46%を占めており、農地拡大のピークアウトが迫っています。

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​そこで注目を集めているのが、地球上の70%を占める海面・陸上の水面を利用して行う「養殖漁業」です。養殖漁業による食料生産は環境への負荷が小さく、畜産と比較して、少ない面積で効率良くタンパク質を生産することができます。未来の人類の食糧を担う有力な手段、それが養殖漁業なのです。

機能性腸内細菌による「養殖技術の革新」

​「食べられなかった」ものが「食べられる」ように

​私たちは、琵琶湖固有種イサザから分離した新種腸内細菌「GI35株」が、EPAを高生産する作用を持つことを発見。その後もさまざまな機能を持つ新種腸内細菌の分離に成功し、養殖魚の腸内細菌を機能化・最適化して魚を強く大きく育てる「新規生物育種技術(PCT/JP2023/1513)」を開発しました。

現在は、ブリ・マグロ・マダイ・サケ・ニジマスなど様々な魚類から、100種以上に及ぶ腸内細菌株を樹立しています。また、一部の機能性腸内細菌においては、腸管内で食物繊維を消化して栄養素の吸収を促進させることを発見しました。植物繊維を分解する腸内細菌を腸に住まわせることで、これまで「食べられなかった」植物繊維が「食べられる」ようになる可能性があります。

機能性腸内細菌が持つさまざまな機能

EPA供給

植物繊維分解

成長促進

腸内細菌叢改善

感染症予防

​水質浄化

腸内細菌を改善し
魚を元気に、大きく育てる

​魚の成長促進・免疫強化を実現

​私たちはさらに、腸内細菌間のネットワーク解析を行い、腸内細菌叢の形成を支えるエッセンシャル株を樹立しました。成長初期の仔稚魚に投与することで腸内細菌叢が改変され、魚の成長を促進します。また、感染症への耐性が高まり生存率も向上。養殖漁業の高生産化を実現します。

菌体摂取で魚が1.3倍に成長

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水槽内の藻を抑えて水質を維持

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科学的に「おいしい」が裏付けされた
​ブランド魚の開発

「サステナぶり」を起点に
​地域固有のブランド魚を創出

今後は、本養殖技術と、リピドミクス・脂質の画像解析を駆使した『「おいしい」を定量化する技術』の掛け合わせにより、生産から出荷までを一括管理したブランド魚の開発を目指します。

そのさきがけとして、​「サステナぶり」として弊社が商標取得済みのブリでの実用化に着手。今後、マグロ、タイ、ヒラメなどさまざまな魚種に展開予定です。

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私たちは、日本全国の水産漁業者とのネットワークを構築し、地域特有の魚種及び腸内細菌の研究を行っていきたいと考えています。日本の強みである水産資源を活用し、さらに発展させていくため、地域の方々や企業と連携しながら研究・開発を行っていきます。

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