- 2023年12月6日
- 2023年11月7日
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- 2023年6月17日
水と緑に恵まれた日本には、素晴らしい能力をもった動植物や共生する微生物など、非常に豊かな生態系があります。京大発ベンチャーHOLOBIOは、分子生物学分野の知見から地域固有の生物の機能を発見し、最新の科学技術で解明することで、社会を支える革新的技術を生みだします。
食料確保が喫緊の社会課題となっている今、人類のタンパク質確保の有用な手段として注目されているのが「養殖漁業」です。養殖漁業は少ない面積で効率よく飼料をタンパク質に変換することができ、食糧生産の環境負荷を減らすことができます。
養殖漁業の拡充のためには、魚粉・飼料価格の高騰、感染症による大量死、などの課題を解決することが必要です。私たちは科学的なアプローチから革新的な養殖手法を提案し、人類のタンパク質確保に貢献します。
私たちは、ブリ・マグロ・マダイ・サケ等の様々な魚類から、数百種に及ぶ腸内細菌株を樹立し、さまざまな機能を有することを突き止めました。機能性腸内細菌を養殖魚の稚魚に投与し生着させることで成魚の腸内細菌叢を変え、魚を大きく健康に育てます。
本養殖技術とリピドミクス・脂質の画像解析を駆使した「おいしい」を定量化する技術の掛け合わせにより、生産から出荷までを一括管理したブランド魚の開発を目指します。